平内の四季
冬 |
平内の気温は島内北部に比べ暖かで、着ている物を2枚脱ぐくらいの気温差があると言われています。平内は地形が南斜面であるため、晴天であれば日中の気温は20℃前後にまで昇り、早朝の最低気温でも10℃以下まで下がる日は数えるほどしかありません。冬物のコートなど不要です。 |
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春 |
3月になると周辺の山に新緑で飾られ、野原はいろいろな草花が咲き乱れています。寒暖の変化が大きく夏の服装で汗ばむ日もあれは、「さむかー!」と長袖の衣類を引っ張り出すこともあります。周期的に雨が降るのもこの季節です。 |
梅雨 |
湿度が高く憂鬱な期間です。小説「浮雲」のせいで屋久島は月35日雨が降りというじめじめしたイメージが定着していますが、まさにこの時期がそれで、35日はオーバーな表現としてもよく降ります。なんと言っても屋久島の雨の特徴は一回の雨の量が多いことで、断続的に激しい雨が降り、道が川のようになり車のワイパーがまったく効かないことすらあります。 しかし、雨が止むと雲の合間からさっと日が差し、時には虹すらかかります。雨も屋久島では自然の美しい風景です。 |
夏 |
南の島、屋久島・平内の夏は、強い直射日光と照り返しで汗だらだらの暑さをイメージしがちですが、下のグラフのように、屋久島尾之間の8月の平均最高気温は東京とほぼ同じです。ヒートアイランド化が進む大都会よりも、夜になると涼しい風が流れる屋久島の方が快適に夏を過ごすことができますが、台風の襲来がある季節でもあります。 |
秋 |
比較的お天気が続き快適な時期です。11月から12月にかけ山の所々で紅葉がみられますが。これらは紅葉(もみじ)ではなくほとんどが櫨(はぜ)などの落葉樹です。 |