神渡し / 神もどし
11月 | 10月30日は、全国の神々の出雲大社への年に一度の参拝日とあって、その前夜、〔神様の留守の間は、私たちが村をお守り申し上げます。〕という意味をこめて、若い男女が手弁当を携えて神社に集まり、飲んだり、歌ったりして一晩を過ごす。 平内の方言では「コモイ」。 |
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旧暦10月30日、神様が、この日に、出雲大社から帰ってこられるので、青年たちは〔神渡し〕の時と同じように神社に一晩こもってお迎えをする。 願をとく意味で、男女ともこもり、旧暦9月のコモイと同じようにする。 |
《出雲大社縁結び》 出雲大社は縁結びの神様として全国的によく知られています。島根県にあるこの神社がまつっているのは、大黒様。そのため恋愛だけでなく仕事や友人関係など、あらゆる良縁に御利益があると言われています。そのため、福の神と呼ばれることもあるそうです。
御祭神は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)で、大黒様と申して慕われている神様です。
あらゆる縁や運命を司る神様です。ここで全国から集まった神々が人々の縁組みについて相談するという言い伝えから縁結びの神社として広まりました。